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 2026.04.22

外壁調査にはどんなドローンが必要?赤外線カメラの重要性と機種選びをプロが解説【ラジオ解説あり】

「外壁調査にドローンを使いたいけれど、どんな機体を選べばいいのかわからない」――ドローンスクール東京立川校にも、こうしたご相談が日々寄せられます。

結論から言えば、外壁調査には「赤外線カメラと高精度な可視カメラの両方を搭載したドローン」が必要です。 家電量販店で売られているような小型ドローンでは、建物の内部劣化まで見抜くことはできません。

この記事では、ドローンスクール東京立川校代表の神崎が、外壁調査で求められるドローンの条件、マトリスシリーズが選ばれる理由、赤外線カメラと可視カメラの使い分けまで、現場のリアルな視点で解説します。

🎙️ この記事の内容をラジオでも解説しています

ドローンスクール東京立川校の神崎が、外壁調査に必要なドローンについてラジオで詳しく語っています。記事と合わせてお聴きください。

外壁調査用ドローンに必要な3つの条件

外壁調査を仕事として行うのであれば、ドローンに求められる条件はかなり絞られてきます。

私自身、これまで1450名以上の方の資格取得をサポートしてきましたが、外壁調査を目的にスクールを卒業される方も多くいらっしゃいます。そうした方に必ずお伝えしているのが、「機体選びを間違えると仕事にならない」という事実です。

条件1:赤外線カメラを搭載していること

外壁調査で最も重視されるのが赤外線調査です。表面のひび割れだけでなく、壁内部の浮きや空洞化、水の浸入といった「目に見えない劣化」を検出する必要があるからです。

一般的に市販されている手のひらサイズの小型ドローンには、そもそも赤外線カメラが搭載されていません。

条件2:建物調査用の高精度な赤外線カメラであること

赤外線カメラがついていればどれでもいい、というわけではありません。

実は赤外線カメラにもいろいろな種類があって、人の体温や動物を検知する用途のものと、建物の温度差を詳細に捉えられる調査用のものは性能が大きく異なります。建物調査には後者の高精度な赤外線カメラが必要です。

条件3:可視カメラも高精度であること

外壁調査では赤外線だけでなく、表面のクラック(ひび割れ)をはっきり撮影する可視カメラも同時に使います。

私たちが使っている機体は、赤外線カメラと可視カメラの両方がかなりの精度で搭載されているものです。どちらか一方だけが高性能でも、お客様に納得いただける調査報告書は作れません。

外壁調査用ドローンなら「マトリスシリーズ」が一択

ラジオでも率直にお伝えしましたが、外壁調査用ドローンの選択肢は実質一択だと私は考えています。

マトリスシリーズが選ばれる理由

ポイント

内容

高性能な赤外線カメラ

建物調査に特化した精度で、壁内部の温度差を詳細に検出できる

可視カメラの精度

ズーム性能・ピント性能ともに高く、クラックを鮮明に撮影できる

赤外線と可視の両立

1機で両方の調査ができるため、機体の載せ替えが不要

業界での信頼性

外壁調査の現場で広く採用されている実績

マトリスシリーズは、建物調査に必要なスペックをバランスよく満たしている機体です。業務で外壁調査を行うのであれば、最初からこのクラスを選ぶのが結果的に一番の近道になります。

赤外線カメラと可視カメラの使い分け|両方が必要な理由

「赤外線だけあれば十分では?」「ズームできる普通のカメラでも外壁は見えるのでは?」という質問もよくいただきます。結論としては、両方とも必要です。

可視カメラだけでは「内部の劣化」が見えない

可視カメラは20倍以上の広角ズームができる機種もあり、遠くからでもクラックなど外壁の表面はよく見えます。ただし、見えるのはあくまで「表面だけ」です。

私自身、現場で「表面は綺麗なのに中はボロボロ」という建物を何度も見てきました。可視カメラだけの調査では、こうした内部の劣化を見逃してしまう危険があります。

赤外線カメラだけでは表面のクラックが鮮明に映らない

逆に、赤外線カメラに特化したドローンは、可視カメラの精度が犠牲になっていることがよくあります。

ズームの精度もピントの合う精度も、カメラとしての基本性能が劣ってしまうため、表面のクラックを鮮明な写真として報告書に載せたいときには力不足です。

両方が高精度なドローンを使うことが前提

お客様に提出する調査報告書には、「鮮明で綺麗な表面写真」「分かりやすい赤外線画像」の両方が必要です。どちらか片方だけでは、建物オーナーが納得できる資料にはなりません。

だからこそ、赤外線と可視カメラの両方を高精度で搭載している機体を選ぶ必要があるのです。

外壁調査ドローンの機体比較|用途別の選び方

参考までに、ドローンの種類別に外壁調査への向き不向きを整理しておきます。

ドローンの種類

赤外線

可視カメラ

外壁調査への適性

手のひらサイズの小型機

非搭載が多い

簡易的

❌ 不向き

人物・動物検知用の赤外線機

建物用ではない

機種による

❌ 不向き

可視カメラ特化機(ズーム機)

非搭載

◎ 高精度

△ 表面調査のみ可

マトリスシリーズ(建物調査用)

◎ 高精度

◎ 高精度

◎ 最適

表にするとわかりやすいですが、業務として外壁調査を行うならマトリスシリーズ一択、という結論に行き着きます。

外壁調査を始めたい方へ|機体選びの前に考えるべきこと

機体選びは重要ですが、それ以上に大切なのが「操縦技術」と「法令の理解」です。外壁調査は多くの場合、建物の近接飛行や第三者上空の飛行を伴います。

国家資格(二等無人航空機操縦士)の取得を推奨

2022年12月からドローンの国家資格制度が始まり、外壁調査のような業務飛行では、国家資格の保有が事実上のスタンダードになりつつあります。

私たちのスクールでも、外壁調査への参入を目指す方には二等無人航空機操縦士の取得を強くおすすめしています。

機体操作に慣れてから高額機を導入する

マトリスシリーズは数百万円規模の機体です。いきなり購入するのではなく、まずはスクールで操縦技術をしっかり身につけ、機体の特性を理解してから導入するのが安全です。

外壁調査ドローンに関するよくある質問(FAQ)

Q1. 市販の小型ドローンで外壁調査はできますか?

業務レベルでは難しいと考えてください。 市販の小型ドローンは赤外線カメラが搭載されていないものがほとんどで、搭載されていても建物調査用の精度には届きません。表面のクラックを簡易的に確認する程度が限界です。

Q2. 赤外線専用ドローンと可視カメラ専用ドローンを2機用意するのはダメですか?

コスト面・運用面で非効率です。現場での機体の載せ替えは時間もリスクも増えますし、専用機はそれぞれカメラのもう片方の性能が劣ることが多いです。両方高精度な機種を1機用意するのが最も合理的です。

Q3. マトリスシリーズ以外の選択肢はありませんか?

建物調査用の赤外線ドローンは他にもありますが、赤外線と可視カメラの両立という観点で、現場の実績・精度・運用のしやすさを総合的に見たときに、マトリスシリーズが一歩抜けている、というのが私の率直な見解です。

Q4. 外壁調査のドローンを使うのに資格は必要ですか?

飛行する場所や目的によって必要な手続きが異なりますが、業務で第三者のいる場所の近くを飛ばす場合は国土交通省への申請や国家資格の保有が現実的に必須です。外壁調査を始める前に必ず法令を確認してください。

Q5. ドローンスクールでは外壁調査の訓練もできますか?

私たちドローンスクール東京立川校では、国家資格取得のサポートに加え、業務での活用を見据えた操縦訓練を行っています。外壁調査を目指す方には、機体選びから現場運用の考え方までご相談に応じています。

まとめ|外壁調査ドローンは「両方高精度」が正解

この記事のポイントを整理します。

  • 外壁調査には赤外線カメラと可視カメラの両方が必須

  • 可視カメラだけでは内部の空洞化や浮きは検出できない

  • 赤外線専用機は可視カメラの精度が劣る傾向があり、両方高精度な機体を選ぶべき

  • 建物調査用ドローンの実質的な選択肢はマトリスシリーズ一択

  • 機体導入の前に国家資格の取得と操縦訓練を済ませておくのが安全

外壁調査は、建物オーナーや利用者の安全に直結する仕事です。だからこそ、適当な機体で始めるのではなく、最初から「現場で通用する機体」を選ぶことが、結果的にご自身の仕事の信頼にもつながります。

これから外壁調査にドローンを導入したい方、業務拡大を検討している方は、機体選びの前にぜひ一度ご相談ください。

ドローンでの外壁調査を目指す方への資格取得サポート・操縦訓練は、ドローンスクール東京立川校にお任せください。
1450名以上の卒業生を輩出した実績で、業務活用までしっかりサポートします。

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